英語が活かせる&身につくインターンの探し方とコツ

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英語が活かせる&身につくインターンの探し方とコツ

将来的に英語を活かした仕事をしたい、グローバルな環境で頑張りたいという目標を持つ大学生も多いのではないでしょうか。
しっかりとした目標を持っている大学生にとって、英語を活かせたり、身につけられたりするインターンは大きな一歩になります。

一方で、どのようにインターン先を探せばいいのだろうか、と迷い、悩む人も多くいるでしょう。さらに、どの程度の英語力が必要なのかなどさまざまな疑問が浮かぶものです。

そこで、英語を使ったインターンの種類やインターン先について、探し方のコツも併せて解説していきます。

英語を使ったインターンとは?

英語を使ったインターンシップとは、日本国内・海外問わず、英語でのコミュニケーション能力が必要な職場での就業体験を意味しています。

英語や文化を学ぶための留学とは大きく趣旨が異なり、インターンシップは英語を用いて就職体験をする場です。

大学生が実際に企業へ訪問したり、仕事をしたりすることによって、英語だけではなくそれぞれ職業に対しての理解を深めることができます。

企業からは、インターンへ来た大学生のことを「一緒に仕事をする戦力」とみるケースも多いので、外資系企業で働きたいと考えている学生は積極的に参加するのも1つの考え方だといえるでしょう。

主な種類

英語を使ったインターンシップは、大きく分けて海外・国内に分けられます。
海外インターンシップの場合、実際に海外へ行って現地で働く「海外インターンシップ」と外資系企業などで働く「国内インターンシップ」の2種類があります。

どちらも英語を生かしたインターン方法ではありますが、それぞれどんな違いがあるのか紹介するので、参考にしてみてください。

1. 海外インターンシップ

一般的にアメリカやカナダなど、英語が公用語の国へ行って、企業で働く方法を海外インターンシップと呼びます。

実際に現地で働くことができるので、より実践的な英語力を身につけられる点が魅力です。
参考書で学ぶだけでは得られない、よりリアルな英会話を勉強できるでしょう。
日常会話はもちろんのこと、ビジネス英語も自然と学べる点も大きなメリットです。

2.英語を使う国内インターン

英語を活かせるのは、海外だけではなく国内インターンでもできます。
近年増えてきている外資系企業、日本にある海外企業の支社などにインターンで行くことによって、必然的に共通言語が英語になるため、学ぶことが多いです。

また、海外からのお客さんが多く、業務上英語力が必要になってくる観光業やホテル業などにインターンへ行くことも1つの方法ともいえます。

外資系企業や加害企業の支社の場合、在籍している従業員は日本人だけではなく、世界中から人材を集めているので社内で英語が飛び交うことは普通です。
国内にいながら日常会話よりも一歩踏み込んだ英語を使用できる点が、大きな魅力でしょう。

インターン先の例

国内インターンの場合、インターン先にはさまざま業界があります。

	マーケティングやコンサルなどの外資系企業
	海外のクライアントとのやりとりが多い貿易会社
	外国人観光客へ英語での接客を行うホテルや観光業
	英語教育のサポートや英会話教室のアシスタントなどの教育系
	グローバルな環境で開発チームとのやりとりを行うIT企業

上記のようなインターン先は、日常的に英語を使用するほか、Slackやzoomなどを利用する際も全て英語というケースが多いです。
ホテルや観光業の場合は、あらゆる国の人と接するため、特に英語力が求められます。

英語を活かせるインターンにおすすめな人

英語を活かせるインターンへ行くのがおすすめなのは、以下のような人です。

 実践の場で英語力を試したい
 留学ではなく英語を使う環境で働きたい
 将来的に海外で働きたいもしくは外資系に就職したい
 就活でアピールできるグローバルな経験を積んでみたい

すでにある程度の英語力を持っていて、さらに就活に役立てることを望んでいる人におすすめです。
将来的な展望として、外資系の企業で働きたいとか海外で働きたいという気持ちがある人も、英語を活かせるインターンに行くのがおすすめです。

必要な英語力の目安

「英語を活用したインターンに行く」というのも、どの程度の英語力が必要なのか分からないものではないでしょうか。

基本的な目安としては、TOEIC700点以上です。
英語レベルとしては中級で、1人で海外旅行に行ける程度の英語力といえます。
ビジネスも可能とみなされていますが、複雑な話題は難しいです。

また、アメリカの大学教育を反映した試験を行うTOEFLやイギリスの大学教育を反映した試験を行うIELTSも受験しているとより有利に働くでしょう。

インターンの場合、会話力やリスニング力は特に重視される場合が多いので、しっかりと身につけておくと良いです。
一方で、応募先によっては学びながら実践を行う、英語力不問の企業もあります。

英語が活かせるインターンの探し方

英語を活かせるインターンは、大学のキャリアセンターか外部サイトで見つけましょう。
大学のキャリアセンターでは、企業や団体から届いたインターンシップ募集の情報を学生に紹介しています。

学生専用のサイト内でも閲覧できるようにしていることも多く、大学生であればもっとも簡単にインターン先を見つけられる方法です。

海外企業・外資系企業どちらも有り、選考を受ける際のサポートを受けられる点がメリットですが、一方で情報量が少ないというデメリットもあります。

そのほか、Internships.comやLinkedIn、海外インターンシップ情報サイトなどの外部サイトを通じて、インターンシップ先を探すことが可能です。

国内のサイトでは、キャリタスやマイナビ、Wantedlyなどにも英語の求人が掲載されているので、チェックしましょう。
インターンシップの情報に特化しているので、情報の量も多く条件で絞り込み検索をしたり、フリーワードで検索できたりするため、自由度が高い点が特徴です。

一方で、多くの学生が外部サイトを通じて申し込むので、エントリーシートの提出や面接などの選考に通過しないと参加不可というインターン先もあります。

気になるポイント

・英語に自信がないけど応募していい?
→ある程度の英語力は必要としますが、インターン先の中には未経験歓迎という募集も多く見受けられます。英語力に自信がない場合、まずは「英語を使った仕事をしてみたい」「英語を使ってグローバルな活動をしてみたい」という意欲が大事です。

・どれくらいの期間が多い?
→大体2週間〜3ヶ月程度が一般的です。長期的なインターンシップは、しっかりと企業の一員として働きながら、自分の英語力を高められる点が魅力といえます。
中には、夏休みや春休みなど休暇を活用した短期インターンを利用する人も増えています。短期インターンシップの場合、まずは英語を通して仕事をしてみたいという人に向いているでしょう。

・ 費用はかかる?
→海外インターンシップの場合、参加費用が発生する場合と無償で行われる場合とがあります。インターン先の国や期間によって異なるため、十分に確認しましょう。そのほか、渡航費用や滞在している際の生活費などは自己負担というケースもあるので、参加費用だけではなく幅広い視点で費用の確認を行なってください。

企業によっては、有給インターンシップもあるので、現地での生活費程度は稼げるケースも多く見受けられます。報酬を得ることで、より一層責任感は高まるので、スキルを高めながら収入を得たい人に向いているでしょう。

オンライン英語インターンとは?

オンライン英語インターンとは、名前のとおりオンラインで参加できるインターンを指しています。
近年、オンラインインターンが増えている中、英語を使用して業務を行うインターンシップも人気が出てきているのです。

主に海外企業や外資系企業、日本国内の英語環境の会社で行われています。
日本にいながら海外の仕事を経験することができるので、海外に渡航できない人でも安心です。

オンライン英語インターンの場合、サポート対応が充実しているため、英語力に自信がない人でも安心でしょう。

よくある職種と業務内容

オンライン英語インターンで、よくある職種は以下のとおりです。

 マーケティング
 翻訳やライティング
 カスタマーサポート
 教育サポート
 IT/プログラミング

しっかりと職種を理解しておくことで、自分の希望のインターン先を選びやすいので参考にしてください。

・マーケティング
よくある職種の中でも多いのは、マーケティングです。企業のSNS運用や広告についての分析などが主な仕事です。

オンライン・オフライン問わず、さまざまな媒体を使用して企業の商品やサービスを世の中の人に知ってもらう大事な仕事なので、他部署との連携も必要になります。
しっかりと効果計測を行わなければ結果を出せないので、コミュニケーション能力も重要な職種といえるでしょう。

また、マーケティングの一環として全文英語のブログ記事を作成するケースも多いので、文章を書くことが苦痛じゃない人に向いている仕事です。

・翻訳やライティング

海外企業や外資系企業の多くは、契約書や業務マニュアルなどは英語で行われています。
日本語・英語のそれぞれ翻訳を行い、互いが理解できる内容で伝えなくてはいけません。
そのため、直訳ではなくその市場で使用されている専門用語を駆使して翻訳を行う必要があります。

また、仕事内容について英文でのメールやり取りを行ったり、企業のホームページに掲載するブログ記事や雑誌内の文章コンテンツを作成したりと重要な役割を任せてもらえます。

英語を使いながら、トレンドを伝えたり、SEOを意識した記事作成をしたりなど、英語だけではない能力も必要になるでしょう。

・カスタマーサポート

一般的な企業だけではなく、ホテル業や観光業にも多くある職種のカスタマーサポートは、オンライン英語インターンではメールやチャット対応が基本です。

お客様が抱えている問題について、聞き取りを行い、解決方法を提供する大事な仕事だといえます。

全文英語でのメールやチャット対応なので、しっかりと内容を把握する力が必要です。
ほとんどの企業は、回答マニュアルが事前に用意されているため、不安に感じる必要はありません。

・教育サポート

英会話教室がインターン先の場合、教育サポートという職種がほとんどです。
英語教師がスムーズに進行できるようにアシスタントを行い、生徒の提出物や小テストの確認なども対応します。

英語教材を作成する際の補助や、運営自体の補助も行うため、幅広い仕事で活躍できるでしょう。
オンライン英会話の教育サポートでは、実際にビジネスの現場でも活用されているICTツールを使用できるので、英語だけではなくツールに対する知識を深めることが可能です。

さらに、多くの生徒と接する機会があるので、相手の話に耳を傾ける力、共感性など対人スキルを伸ばすこともできます。

・IT/プログラミング

外資系企業の多くで募集されている職種は、IT/プログラミングです。
海外エンジニアとの協働で行われるケースがほとんどなので、英語でのコミュニケーションが重要になります。

また、英語でのミーティングやドキュメント整理など多くの人と関わる機会があるため、英語を活用できるインターン先として魅力的です。

オンライン英語インターンのメリット

オンライン英語インターンのメリットは、以下のとおりです。

	場所を選ばない
	費用が安い
	柔軟なスケジュール
	英語×PCスキルが鍛えられる

オンライン英語インターンでは、渡航をしたり企業に出向いたりする必要がなく、自宅から海外企業とつながることができる点が大きなメリットです。

自宅にいながらインターンができるので、リラックスした気持ちで挑めるでしょう。
また、海外インターンの場合は費用が発生するケースも多く、無償の場合でも渡航費や滞在費は必要です。

オンライン英語インターンであれば、自宅で行えるので発生する必要がない点も魅力と言えるでしょう。

そのほかにも、実際に企業に出向く必要がないので、授業との両立もしやすく、zoomやSlack、Notionなどの英語だけではないPCスキルも身につけられます。
授業と両立する際は、企業側との時差に注意しましょう。

必要な英語レベル

オンライン英語インターンに必要な英語レベルは、TOEIC600〜700以上が目安です。
日常会話だけではなく、ビジネスでも問題なく会話ができる程度の英語力は必要になるので、しっかりと理解してください。

また、英語が流暢に話せるのかが重要ではなく、オンライン英語インターンでは相手に伝えようとする意欲や、メールやチャットでも問題なく伝わる文章力が重視されるケースも多いです。

オンライン英語インターンの探し方

オンライン英語インターンの探し方は、以下のサイトを参考にしてください。

	Internship Japan
	Forage
	LinkedIn
	海外インターン.com
	Glats(Global Learning Advancement Team)

・Internship Japan
日本と海外をつなぐ新しいインターンシップ制度を確立して支援していくことを目的に活動しているNPO法人です。

基本的に企業へ出向いてのインターンが多いですが、中にはオンライン対応の求人もあります。

Forage
インターンのマッチングサービスで気になる海外企業の模擬インターンが無料で体験できる点が特徴です。

バーチャルで職業体験が可能なので、どのような仕事が求められるのかを自宅にいながら体験できます。

LinkedIn
世界で10億人以上が利用している最大級のビジネス特化型SNSです。
英語で検索することで、オンラインでもインターン可能なポジションが豊富に掲載されているので活用しましょう。

海外インターン.comは、毎回ではありませんがオンライン対応のインターンを特集することも多く見受けられるので、チェックが必要です。

Glatsは、日本の学生向けオンライン英語インターンで、実務経験をサポートしてくれます。 

応募に必要なもの

オンライン英語インターンに応募する際、必要なものは履歴書です。
全文英語の履歴書が必須で、日本での履歴書の書き方とは異なるため理解しておきましょう。

企業によっては、Cover Letterと呼ばれる自己紹介文やzoomを通しての動画面接などが必要になるケースもあります。
そのため、英語でのメールのやり取りに慣れておくと不安がないでしょう。

こんな人におすすめ

オンライン英語インターにおすすめなのは、英語を使用して実践経験を積みたいけど、時間やお金がなく留学が難しい人です。

海外インターンは費用面はどうしても大きくなりやすいため、なかなか現地に行くことは難しいと足踏みをしてしまう大学生は多いのではないでしょうか。

オンライン英語インターンであれば、渡航費用や滞在費の負担はなく、参加費用のみもしくは無償というケースもあるので、参加がしやすいものです。

時間をかけたくないが、就活前に英語×実務経験という武器を作りたいという人もオンライン英語インターンが向いています。

そのほか、ITやマーケティングといったパソコンを使用する仕事に興味がある人もオンライン英語インターンが向いているでしょう。
オンラインで行える仕事が基本なので、IT/マーケティングといった職種が多く興味惹かれる仕事が見つけられます。

オンライン英語インターンの注意点

自宅にいながら英語を活かしたインターンを経験できますが、いくつか注意点があります。
以下では、オンライン英語インターンの注意点と対策方法について紹介していきます。

①	 英語の聞き取りにくさ(リスニング問題)

・注意点:
全てオンライン環境で行うため、zoomやGoogle Meetといったツールを活用して会議やコミュニケーションを行います。

そのため、企業側で担当してくれる方の英語のアクセントやお互いの通信環境の良し悪しによって聞き取りにくいケースがあるでしょう。

リスニング能力に自信がある人でも、実際に対面して聞き取る場合とオンライン上での聞き取りには違いが出てしまいます。

また、英語は全て同じ聞こえ方や発音をするわけではなく、日本の方言のように国によって違いが出る点にも注意してください。

特にインド英語・フィリピン英語・アフリカ英語など、日本で学ぶ英語では慣れない発音も飛び交うため、最初のうちは戸惑ってしまうこともあります。

・対策:リスニング問題の対策は、事前にYouTubeやPodcastでさまざまな国の英語に触れておくことです。

特徴を掴みやすいので、数多くの英語を聞いて置くのは自分のためになるでしょう。
また、会議などで行われた会話は録音や議事録をいただいて振り返ることも重要です。
万一聞き取れなかった、どうしてももう一度確認したいという場合は「Can you repeat that?」など、丁寧に聞き返すフレーズを準備しておくと安心です。

②	 時差の問題

注意点:海外企業とやり取りする場合、国によっては日本との時差が大きく、夜中や早朝に会議があることも多く見受けられます。

休み期間中に参加するのであれば、生活のリズムが整えにくくなりますし、授業と両立するのであれば睡眠不足など生活が大変になる可能性もあるでしょう。

対策:企業へ応募する際、事前に「何時頃活動するのか」をまずは確認しましょう。
返答がきたら、Time Buddyなどの時差計算サイトを活用して、自分の生活サイクルや授業との両立が可能なのかどうかをチェックしてから応募するとベストです。

また、最初の段階で自分の都合が良い時間帯を伝えることも大切といえます。
大学生の中には、あまり企業に自分の要望を伝えるのはよくないのではと思う方もいますが、事前に正直な話を伝えておく方がインターン側も良いと感じているケースがほとんどなので、必ず伝えましょう。

③	 コミュニケーションのすれ違い

注意点:英語力に自信がある大学生だとしても、母国語ではないため英語のやり取りをしているとニュアンスや意図が伝わりにくいことはよくあります。

コミュニケーションは、インターンを行う上で重要なポイントなので、すれ違いが起きると思わぬトラブルを引き起こしかねません。
国によっても英語の受け取り型が変わってくるため、難しい部分だといえるでしょう。
実際に会話をする時のすれ違いだけではなく、Slackや Discordなどを使用したチャットでのやり取りは特に誤解を引き起こしやすいです。

英語は並び方や単語の選択によって、さまざまな意味があるので難しさを感じる可能性が高いです。

対策:コミュニケーションのすれ違いによるトラブルにならないための対策は、こまめな確認が大事です。

例えば「Did I understand correctly?」や「Just to make sure…」など、相手が自分の伝えたい意図を理解してくれているのか、確認したいのですがどのように認識していますか、など確認を行ってください。

インターン生とのやり取りなので、企業側もしっかりと返答してくれます。
不安を抱えたままやり取りを行うのは、不安が残ったままで自信もなくしてしまうので、しっかりと確認しましょう。

また、イラストを使用したり、例を使用して説明したりすることも相手に視覚的に訴えかけるので効果的です。
表なども効果的なので、作成が得意な人はしっかりと活用してください。
細かな部分で英語を確認したい場合は、Google翻訳やDeepLを下書きとして使いましょう。

④	 自己管理が必要

注意点:オンライン英語インターンの場合、基本的に自宅での作業となるためメリハリがつかず、自己管理が難しい点があります。
出勤する必要がないので、自分の中で切り替えがうまくいかず、サボってしまうこともあるでしょう。

社内にいれば、先輩や上司が自身の仕事の進捗を目に見えて確認しますが、オンラインの場合はそこまで明確にわからないというケースも多いのです。
そのため、大学生によってはダラダラと時間を過ごしてしまい、インターンの意味を成さないケースもあります。

しっかりと、企業でインターンを行っているという認識を持ち、自己管理が必要です。
どうしてもサボってしまう、という人は企業側に日々仕事の進捗を報告する習慣をつけましょう。

対策:自己管理を行う上で大事な対策は、毎日のToDoをリスト化することです。
なんとなく時間を過ごしていることで、ついダラダラしてしまうので毎日のToDoをリスト化し、メリハリをつけてください。

しっかりとリストを消化できている状態を保ち、インターンを過ごしましょう。
また、「今日は何をしたのか」「今困っていることは何か」などを企業側に定期的に共有・報告を行うことで、コミュニケーション能力もアップしますし、より仕事に対しての意識も変わります。

企業側が自分について知っている、ということはサボる状態にはなりにくいので共有と報告は大事です。
不安な人は、週に1回でも進捗ミーティングができないか提案してみるのも1つの方法といえます。

⑤	 詐欺や非正規案件に注意

注意点:
オンライン英語インターンは、探し方によっては詐欺や非正規案件もあります。
特に個人ブログやSNS、無料の掲示板に掲載されたインターンに応募してしまうと、以下のようなトラブルが発生しやすいです。

	無給で重労働
	会社の実態が不透明
	研修料、紹介料と謳ってお金を大学生から払わせる

しっかりとした企業ではないので、インターンとは名ばかりで詐欺まがいのような案件も存在しています。
英語力を活かせず、お金まで取られてしまう可能性が高いので、十分な注意が必要です。

対策:詐欺や非正規案件に引っかからないための注意点は、しっかりと信頼できるサービス経由で応募することです。

大学からの紹介やForage、Internship Japanといったサービスを活用し、信頼性の高い企業に応募しましょう。
また、応募しようと検討している企業の公式サイトやSNSの存在をチェックし、実在するのかを調べたり、実際にインターンした人の体験談などを調べるのも1つの方法です。
詐欺や非正規案件の場合は、情報量が少なく不安が残る結果になるので、少しでも怪しい、不安だと思う場合は応募を避けてください。

⑥	 PC・ネット環境が重要

注意点:
オンライン英語インターンは、オンラインでのやり取りが基本なので自身のPCやネット環境が不安定だと業務に支障をきたします。
しっかりとオンライン上でやり取りできるように、マイクやカメラ、zoomなど仕事で必要な基本ツールを使用できない状態で応募しても、結果的に不利になるでしょう。

対策:
パソコンやネット環境に関しての対策は、安定したWi-Fi環境を整えることです。
無線が便利に感じられますが、オンライン英語インターンを希望する場合は、有線の方が安定感があるのでおすすめです。

ノートパソコンを利用している人は、予備バッテリーの準備、データSIMの準備をすることも検討してみてください。
そのほか、仕事で必要なzoom・Google Workspace・Slackなどのツールは、実際に使うときに戸惑わないよう、事前に練習が必要です。

アカウントを持っていない人は、登録をしておきましょう。

⑦	 文化や働き方の違いに戸惑うことも

注意点:国ごとに文化や働き方に違いが起きるので、戸惑うこともあります。
国によっては、指示が曖昧で「Do it ASAP」など、できる限りとか少しといった明確な納期や期限がわからない状態での業務指示もよくあるでしょう。

自分としてはできる限り早くやったつもりが、相手にとっては遅かったり、内容が納得できなかったりとトラブルが起きやすいです。
また、日本で言えば報連相が大事とされていますが、国が変わればそのような認識も異なってくるので、急に予定が変更されて振り回されるということもあります。

対策:
文化の違いや働き方の違いについて戸惑った時の対策は、何が起きても「これは文化の違いなのだ」と切り替える意識を持つことです。
言葉も違えば生きてきた文化、当たり前に過ごしてきたことも違うのは当然なので、日本を主軸に考えて対応の違いに怒ったり、責めることはしないようにしましょう。

柔軟に対応する姿勢をもち、質問がある時ははっきりと聞いてください。
日本では、謙虚な姿勢を良しとしていますが、海外の場合は自己主張がはっきりしている方が好まれます。

まとめ

英語力のある大学生にとって、自分の強みを活かせるインターンシップ先を見つけることはとても重要です。

自分の能力を伸ばしたい人だけではなく、今は英語力に自信がなかったとしても、将来的にグローバルな企業で働きたいといった強い気持ちがあれば、インターンは大きな糧になります。

海外の現地へ行ってインターンをする方法、外資系企業や海外企業の日本支社など国内でインターンをする方法と種類があるので、自分が希望する方法をよく検討してみてください。

海外インターンを希望しているけど、費用負担が難しい・時間をかけたくない、という人はオンライン英語インターンがおすすめです。
ただし、注意点もあるのでよく理解した上で応募しましょう。

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